金融商品販売業から資産運用アドバイス業へ
金融商品販売業から資産運用アドバイス業へ
私がそうなると思う理由としては
②コモディティ・ビジネスで収益を確保するには量が大事
③人生100年時代、国に頼ることは出来ないので資産運用はマスト(自己責任)
④ただし、資産運用を自分で出来る人はあまりいない
結果、優秀なアドバイザーが生き残る
従来の対面営業では金融商品を販売するだけでも、ネット環境もなかったので、空間優位性が維持できたし、時間的優位性もあった。
例えば沖縄の顧客は沖縄の金融機関との取引でないと不便だった。
これがネット社会になると東京の金融機関ともネット環境を通じて簡単に取引が可能になる。
つまりは競争が激化する。ネット社会により顧客に金融販売商品を提供する量は爆発的に増える。なので金融商品販売業はコモディティ化する。
ただコモディティ化には高い収益は望めない。
コモディティ・ビジネスで収益を確保するには量が必要になる。そうなると、従来のような地域金融機関が金融商品販売業で収益を確保するのは難しいのは明らかである。
現在はデジタル技術を使いこなせない高齢者を対象にビジネスを展開しているのでその危機感はあまりないかもしれない。当然知識も乏しいのでぼったくりの手数料で金融商品を販売している。(しかも販売するだけ)
量を確保するためにネット証券では株式委託手数料を無料にまでしている理由である。
いずれ今のような地域金融機関や対面営業の商品販売業はなくなるはず。
実際に株式相場が好調になっても大手証券の収益は改善しなくなってきている。
ただし、人生100年時代のように、生きる時間が長くなれば長くなるほど資産運用の必要性が高まってくる。引退後のお金のリスクヘッジをしなければならないからだ。それも若いうちから必要になる。
だが、資産運用をするには知識が必要になってくる。それも間違った知識ではなく、本当に資産を増やすための知識。政治経済の政策や金融政策、過去の歴史しなどから将来のマーケットを見通す知識の事。それを勉強して一から自分でとなると相当な時間が必要になってくると思う。
アドバイスをもらいそのように行動するのが手っ取り早い。
そうすると優秀なアドバイザーが必要になる。優秀とは本質を見抜くことだと思う。
米中貿易戦争はプロレスで、経済競争になると主張してきた、本質を見抜けるアドバイザーだけが今後生き残るだろう。
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