米中貿易戦争、世界経済の見通し【私見ですが・・・】
結論から
・米中貿易戦争=米中プロレス
・経済競争になるだけ
①中国の現状
中国は民主主義ではないが中国はすでに立派な資本主義体制となっている。
資本社会主義的な変異型みたいな感じ。
中国は政治体制から成長経済が必須(共産党の一党独裁の維持)。結果的に資本主義的要素が他の先進国よりも大きくなっている。政策サポートが他の先進国よりも大きいし早い。
一党独裁のメリット。リーマンショック後には真っ先に当時のレートで50兆円の財政政策を表明。ちなみに半年前くらいに消費税も引き下げている。
中国は既に経済成長のために資本主義を受け入れている。
理由は大国ゆえの覇権主義が根底にある。
覇権を握るには経済を拡大しないといけない。これは絶対真理である。金もない、経済規模も小さい覇権主義なんてありえない。
という事は、株式投資先としても良いかもしれない。
投資の神様バフェットも中国を投資先として選んでいる。
②アメリカの現状
トランプの経済政策
・2兆ドルのインフラ投資を民主党と合意
・1.5兆ドルの大型減税(企業と個人を合わせて)
・FRBには量的金融緩和への回帰を求めている
トランプの政策を見ていると、アメリカの経済は良くなるしか考えられない政策ばかり?のような気がする。
日本も見習ってほしい・・・
なぜ経済の拡大をしないといけないのか?
上記の中国の覇権主義。
世界の経済を握った国が覇権を握る(過去の歴史)
中国の経済規模がアメリカの経済規模が迫ってきている現状、経済が悪くなるような政策の選択はあり得ない。
③米中プロレスの結果どうなるのか?
きっかけは習近平が中国製造2025を表明したことから始まっている。
ハイテク産業の内製化を進めると表明。
技術をパクる?という感じ。どの技術をパクるのかというと多分5G。
私見ですが、今後のハイテク革命である5Gをどこの国の企業が先行するかは経済にとても影響がある気がする。
現状IT革命でGAFAが世界を牛耳っている?
今後は5Gで先行した国が経済にも良い循環が起こるのでは。
貿易戦争が始まってファーウェイの副社長が逮捕されたのもその影響かも。
現状①と②で説明したようにお互い経済政策が最重要になっている。
仮にアメリカが中国を追い詰めすぎると、自国にも影響が出てしまうのでそれは出来ない。
中国は自国経済が悪くなるようなら、必ず政策で対応してくる。
この2国間の対立の状況は、明日明後日に解決するようなものではないという事は理解しておかないといけない。
※戦争の形が変わっているだけ
第二次世界大戦まではドンパチ戦争して覇権争いをしれば良かった。
核兵器が出来たことによって、大国同士がドンパチやることはなくなった(代理戦争)
ドンパチ出来ないし代理をしながら、大国同士は冷戦
現状は経済戦争=経済競争
この構図が一番理解しやすいのでは。
今後の見通しとして世界の2大経済大国が経済競争をするので、世界経済にとってはポジティブと捉える方が良いと考える。
以上!!
#株式投資 #資産運用 #資産形成 #米中貿易戦争
MS future Labo.へのご相談はこちらから↓