世界のハイパーインフレがどうして起こったのか
最近話題のMMTですが、MMTを批判する人達は無尽蔵に国債を発行するとハイパーインフレになると批判している人が多いです。
その批判をする人達の中にリフレ派の人たちがいて、とても矛盾を感じてしまいます。その方々も無尽蔵にお金を刷るとハイパーインフレがーと批判する人たちに
何のためのインフレターゲットだよ!!
と批判してたと思うんですけど。
そもそも現在の世界的低インフレは別の理由があると思いますが、また今度書くとします。
今日は世界のハイパーインフレがどうして起こったのかを書いていきます。
・ドイツのハイパーインフレ
第一次世界大戦で多額の賠償金を課せられたことが大きく影響しています。(額にして当時のドイツのGDPの20年分に相当する1320億マルク)
※ケインズは賠償額に反対
賠償でドイツ経済を悪化させるよりも、ドイツ経済を活性化させ、その経済活動で得た収入で戦後賠償を行う方が良いと主張(平和の経済的帰結)
ドイツは売総額を払うためには国民にとんでもない税金を課さないといけなくなるため支払いを停止。
するとフランスはベルギーと共に出兵し、ドイツの重要な工業地帯であるルール地方を占拠するという暴挙に出ました。
これに対抗するために労働者にストライキを呼びかけ、その結果国内の生産が停止するという状況になった。(供給ショック)
ドイツ政府はそのような状況でもこの労働者たちに賃金の支払いを継続した。国内生産が停止(供給力が大幅に減少)しているのに紙幣の増発だけ行ったので、大幅な需要超過が発生しとんでもないインフレを招きました。
国内の供給力を担っていた外国人の排斥運動により、国内生産が大幅に低下したにもかかわらず、貨幣の増発を行った。
供給力の大幅な低下と貨幣増発による需要の増加で大幅な需要超過になりインフレ率が大幅に上昇しハイパーインフレとなった。
ジンバブエでお店の商品が全くないという画像は見たことがあるかと思います。
物も売れずにハイパーインフレなど、どんなことをしても発生することなどありえない
それが結論かと。
そもそも日本はデフレを続けてきたのでなぜにそんなにハイパーインフレを気にするのか理解できません。
とりあえずリフレ派の皆さんも、MMTの人たちも喧嘩せずに出来ることをやれよと言いたいですね。リフレ派の人たちがMMTに対してハイパーインフレがと言ってるのを聞いて正直
へ?
と思いました笑
じゃあやった方がよいじゃんと。なんの為のインフレターゲット?
ちなみに現在の世界的な低インフレは景気減速などではなく世界的な構造の変化にあるように思うので、次回その辺を書いてみようかと思います。
#資産運用 #資産形成 #株式投資 #経済史
MS future Labo.へのご相談はこちらから↓
<a href="https://economy.blogmura.com/ranking.html?p_cid=11012216" target="_blank" ><img src="https://b.blogmura.com/economy/88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 経済ブログへ" /></a><br /><a href="https://economy.blogmura.com/ranking.html?p_cid=11012216">にほんブログ村</a>
沖縄県民として
この動画や、最近のローラさんの辺野古への署名呼びかけの記事を見て本当に違和感を感じてます。
ゴメンナサイ。この人たちは沖縄県民ではありませんし、せやろがいおじさんも元々は沖縄県民ではありません。だから無知なだけだと思いますので、真っ向から否定するつもりはありません。ただ経緯や歴史や付き合う人も一部の人だけで、元々県外の方なので、どれだけサイレントマジョリティが沖縄にいるのか知らないのだろうなと。基地に関して条件的賛成を表明する事は沖縄では差別されますので、悔しいですが大きな声では言いにくいというのが現状です。
そもそも何故に辺野古キャンプシュワブに滑走路が移設される事になったのか知っている人はどれくらいいるのでしょうか?
そもそも新基地ではなく滑走路の移設という事を理解しているのはどれくらいいるのでしょうか。
なぜ辺野古の住民や、当時の名護市住民投票で移設が許可されたのかはこの動画で語られている事が理由だと思います。
普天間近隣の方や、辺野古近隣の住民の方々の危険性を除去することが目的です。
ここで県外や海外への移設を求めるとかのツッコミはマジでやめて下さい。
いつになるのか分からないですよね。
そもそもあんな反対運動見せつけられて、どこに受け入れオッケェですと表明する自治体があるのでしょう。
ここまで揉めたのは、そもそも2009年の選挙でルーピー率いる民主党が言い出して、ゴチャゴチャにしたあげく、結果的に無理ですと言ったのが、これだけ揉めているキッカケです。
地政学リスク全くわかってないバカはウザいので絡まないで(笑)
沖縄県民も、みんながみんな基地に反対してるわけではありません。
そりゃ基地がない世の中が理想かもしれませんが、それは沖縄や日本だけでなく世界中が、そうならないと無理ですよ。
皆さん外出するとき鍵かけますよね。
泥棒が入るリスクがあるから鍵をかける。
他国に責められるリスクがあるから基地をおく。
それだけのことです。
特に沖縄になぜ基地をおくのかなんて地球儀や世界地図を見れば分かります。
なんも勉強してない、地元の意見を知らない奴が持ち上げられてしまうのは本当に悔しい。
僕の自治体では、県民投票の実施は否決されました。
何故否決されたのかを考えて欲しいです。
多分、このせやろがいおじさんのような人は反射的にこの議員はーみたいに批判するでしょう(笑)
本当に何もわかってない。
マジでドヤ顔で発信してんじゃねぇわ。
気持ち悪い。
貿易戦争はプロレスか?
先日ノーベル経済学賞が発表されました。
残念ながらイェール大学の浜田先生は受賞出来ませんでした。今後に期待ですね。
そんな受賞者の方がトランプを批判していたようです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36244850Z01C18A0I00000/
最近ではクルーグマンとかもトランプの政策を批判しています。貿易戦争で経済が悪くなると。
日本の評論家もそういう意見の人が多いですが、私は逆だと思います。景気良くなるんじゃないかと思ってずっと見ていました。
トランプがいくら保護主義と言っても、ずっと彼が主張して来たことは「アメリカファースト!」なのでアメリカの景気が悪くなるまで貿易戦争するかと言えばその可能性はかなり低いと思います。
多分世界に出て行っているアメリカ企業の工場を国内回帰させる事で雇用を作るという政策だと思います。
それかもっと中国にアメリカの物を買えというメッセージかと。
過去の日本も、レーガン政権の時に同じような事をされています。その時に日本がとった政策はアメリカから物を買う為に国内景気を良くするという事になりました。
民間企業や国民にアメリカから物を買えとは言えないので、そこでとった政策が
財政出動しての公共事業
です。
それが土地や株のバブルに繋がった歴史があるそうです。
となれば中国も同じように政策を取るだろうと思います。
ちなみに今は対抗措置をとって抵抗してるように見えますが、勝負は最初からアメリカが勝つ事は目に見えています。
だからといって中国が、すぐに白旗を上げると、そこからどんどん要求がエスカレートするのでそんな事は出来ません。なのでいちおファイティングポーズを取っているんじゃないかな。
そう考えるとお互い景気を悪くするという選択肢は政治的にありえないので、ここから世界の覇権をかけた経済競争が起こる
可能性が高いと思います。
当然世界の二大経済大国のアメリカと中国の景気が良くなると、日本も相当恩恵を受けそうですね。
そうなると日経平均はどこまで行くのか?笑
そう考えると楽しみですね!
#株式投資 #資産運用 #資産形成 #米中貿易戦争
MS future Labo.へのご相談はこちらから↓
ブログ始めます!
新聞やテレビの政治や経済ニュースを見て本質がズレているなという事を常々感じています。
特に経済ニュースは個人的に酷い記事が多いなと感じることが多いです!
それに対して思った事を書いていこうと思うのでよろしくお願いします!
MS future Labo.へのご相談はこちらから↓